第1回”日韓こころの交流”シンポジウム 
「ソーシャルワーカーの専門性の開発と将来展望」
                      2003年12月8日(月)
                            韓国・ラマダプラザホテル

    主催:”日韓こころの交流”シンポジウム実行委員会
         財団法人 ユニベール財団
    主管:社会福祉法人 こころの家族
        韓国社会福祉法人 共生福祉財団
        韓国社会福祉法人 共生福祉財団・済州


 「ソーシャルワーカーの専門性の開発と将来展望」をテーマに、第1回日韓こころの交流シンポジウムが、同シンポジウム実行委員会、財団法人ユニベール財団の主催、社会福祉法人こころの家族、韓国社会福祉法人共生福祉財団、共生福祉財団・済州の主管で、2003年12月8日、韓国済州島のラマダプラザ済州ホテルで行われました。
 この日、日韓の第一線で活躍する社会福祉士など、約150名が参加して今後の日韓における社会福祉士のあり方などについて意見交換しました。晩餐会では友好的な雰囲気が盛り上がる中、社会福祉士としてお互いの交流を深めました。

 禹瑾敏済州道知事代理、金泰煥済州市長など、各界の来賓などが参加した開会式では、「こころの家族」理事長、共生福祉財団名誉会長の尹基実行委員会代表が、「社会福祉士の役割とシステムを諸外国と比較分析し、日韓の固有文化を基本として、社会福祉士に求められる新たな役割について一考する機会になる事を願う」とあいさつしました。
 また、ユニベール財団の伊藤勲専務理事が、主催者として、「本シンポジウムで、両国の高齢者福祉のあり方に対する理解と関心が深まり、豊かな高齢社会に向ける取り組みの一助になれば幸いです」とシンポジウムの成果に期待を表明しました。
 
 シンポジウムでは、横須賀基督教社会館の阿部志郎館長が、基調講演「社会福祉の近代化」で、社会福祉の変遷、モラルなどを語り、小さなことから、急がず、休ます、努力を積み重ねようと訴えました。
 発表では、韓国保健福祉部の姜允求次官が、「韓国における社会福祉政策の改革と専門人材開発」を講演し、韓国のこれまでも福祉政策推進成果と課題や現政権の福祉政策方向を報告しました。

 日本社会福祉士会の杉村和子相談役は、「日本における社会福祉士の現況と将来展望」を発表し、同会設立の経緯や社会福祉士を取り巻く動向、あるべき社会福祉像などに言及して、社会的理解度を高めるための専門職団体としての同会の活動を紹介しました。
 韓国福祉士協会の崔聖均会長は、「社会福祉士の専門性開発と将来展望」で、社会福祉士の概念、変遷、現況や韓国社会福祉士の展望などを発表し、社会福祉士は絶え間ない知識習得と自己の職能開発を進め、外部との知識と情報の共有とネットワークを積極的に拡大する役割を果たせねばならないと語りました。
 シンポジウムは、韓国江南大学の金泳鎬教授をコーディネーターに、発表者全員が参加した総合討論で締めくくられました。

 第2部の晩餐会では、日本筑紫女学園大学の魯相學教授の進行で、参加者全員が手に手を取り、「マンナム」や「今日の日はさようなら」など、日韓の歌を合唱して大いに盛り上がり、社会福祉の発展のための親睦と交流を深めました。