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田内千鶴子生誕100周年記念  国連「世界孤児の日」制定推進大会を開催

田内千鶴子の生誕100周年にあたる2012年、韓国木浦で記念式および関連行事が開催され、日韓両国から多くの参加者が集いました。田内千鶴子の遺志を生かす国連「世界孤児の日」制定推進運動は、これを機に本格的に始まりました。

2012年10月29日、韓国のソウル女性プラザで国連「World Orphans Day(世界孤児の日)」制定推進大会の開会式があり、日韓両国から約600人が参加。李御寧氏(韓国初代文化部長官)による基調講演に続く国際シンポジウムの総括で、田内千鶴子生誕100周年記念事業会会長の阿部志郎氏は、「田内千鶴子の精神を受け継ぎ、人と人との間に咲く美しい花を世界中に広げていきましょう」と呼びかけました。

 30日からは会場を木浦市民文化体育センターに移し、前夜祭「愛と平和の祭典」では、清原浩斗氏(大阪府合唱連盟理事長)の指揮のもと、日韓合同の合唱団がベートーヴェン『第九』を高らかに唄い上げました。さらに、大阪府立成美高校の中国獅子舞なども登場し、多彩なプログラムを満喫しました。
千鶴子女史の誕生日になる31日、大会直前に起こった日韓間の逆風を受けながらも、約500人が日本から駆けつけ、会場には1200人余りが集りました。宣言大会では日韓の共同代表者50人が舞台に上がり、国連「World Orphans Day」制定請願決議文が宣言され、万雷の拍手が会場に響きました。  

■国連「World Orphans Day」制定推進運動にご参加ください

私の母 田内千鶴子は、その生涯を通して孤児たちに自分の全てを、自らの命までをも注ぎました。 私は、1968年に56歳という若さで逝った母の遺志を継いで、韓国の児童養護施設「木浦共生園」をはじめ、今日まで諸社会福祉事業の道を歩んできましたが、母がやり残した事業の実現は手に余るものでした・・・・〔もっと読む〕

■賛同メッセージ

地球市民が孤児を守り、孤児を生み出さない世界をつくるために連帯できたら、どんなに素晴らしいことでしょう・・・・〔もっと読む〕

■国連「World Orphans Day(世界孤児の日)」制定請願決議文 【日本語】【韓国語】【英語】

1.子どもは、祝福されて生まれ、国籍・人種・宗教・文化など、出身背景に関係なく、愛で養育されなければなりません。
2.家庭崩壊・貧困・疾病・戦争などで父母の愛に育まれない子どもに対しては、当該国家と社会は、法を制度で、安全と養育を保証しなければならない責任があります。 ・・・・〔もっと読む〕

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