No.342 コラム

寒い冬に暖かいタオルで高齢者の体を清潔に拭く故郷の家の職員の姿を見て、ワシントンから来た大学教授が、日本の介護は世界一だと言った。

コロナ禍で、子どもの命、障害のある人、高齢者は脅威にさらされている。特に高齢者は深刻だ。2025年、日本の後期高齢者は2200万人になり、施設も、介護する人も、お金も不足する。

介護は3K。きつい、汚い、危険とも言われてきた。
にもかかわらず、故郷の家では、職員はお年寄りの笑顔を見るのが楽しみだという。人間として生まれて他人の支援ができるのはありがたいことだ。「ありがとう」というお年寄りの笑顔や家族のひとことに喜びと生きがいが生まれ、時には感動と感激に包まれ、感性も豊かになる。
心の交流は幸福を創造する。
もっと元気になってもらいたいという希望が生まれる。

ヨーロッパでは1人の老人に100人のボランティアがいると聞いている。
介護する人、される人が、共に幸せになろうという意識改革が超高齢化時代を乗り越えるキーワードの一つになるのではないだろうか。
社会福祉には、感謝、感動、感激、感性、交流、希望、そして幸福がある。

 

社会福祉法人こころの家族   尹基(Tauchi Motoi) 2021年11月1日

       
 
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