No.334コラム

親のない子どもは どんなに寂しいでしょうか。
私は共生園で親のない多くの子どもたちと一緒に育った。
70年前の6・25朝鮮戦争で生き別れになった戦争孤児たちは、「もしかしたら、お母さん?」と、よそのお母さんを見つめたものです。
共生園の保母さんたちは殆どが戦争未亡人だった。
子どもと生きるために園の保母になり、わが子と一緒に子どもたちの世話をした。母は老後の心配をする保母さんたちに「老人ホームを作って一緒に暮らしましょう」と言って笑ったものだ。

「来る情けがよければ 行く情けもいい」
「来る言葉が美しいと行く言葉も美しい」という韓国のことわざがある。
今の朝鮮半島の緊張感がそれです。
感謝の気持ちで助け合い、共に生きる共生の精神こそ、戦争を避ける道ではないだろうか。
愛することも私が先に、面倒も私が先に、犠牲も私が先に。
そうすれば朝鮮半島の緊張感はなくなる。はるかに明るく希望に満ちる。
父の父は?
母の母は?
先祖をさかのぼれば私たちは同じ祖先の息子、娘である。
そう考えると孤児はいないはず。

韓国木浦の貧しい海辺の園で始まった小さな愛の集まりが、地球村の孤児たちに孤児の日を作り誕生日のプレゼントを送ってほしいと呼び掛けている。

南も北も、韓国と日本も、人類の明日にむけて希望の木を植えましょう。
孤児を生む戦争はやめてください。

社会福祉法人こころの家族   尹基(Tauchi Motoi) 2020年7月1日

       
 
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