良いことも子どもの頃から練習を 

人を愛することも、練習が必要です。

難病で苦しんでいる子どもたちの願いを叶えるメイク・ア・ウイッシュ(make-a-wish)財団は、1980年に米国のアリゾナ州フェニッスから始まりました。「警察官になりたい」という少年の病気が悪くなると村人は少年に警官の服を着せ、警察車とヘリコプターに少年を乗せ、少年の夢を叶えました。

もっと多くの子どもたちの夢を叶えてあげましょうということから本格的な活動に入ったのがこの財団のスタートなのです。

その活動は、世界各国に広がりました。ボランティアが子どもたちに会い、願いが何かを聴きます。

バレリーナが夢の子どもには舞台の上に立たせ、

大統領に会いたい子どもには大統領に会わせた。

この財団の活動に参加した多くの人々は良いことをする機会が与えられ嬉しかったと言う。

故郷の家のお年寄りは子どもたちに会うと何より喜ぶ。

多くの人々が良いことをしたいという心を持ちながらも、仕事が忙しいとかで終わってしまっていることが多い。

良いことも子どもの頃から習慣づけることが大切です。ボランティア活動は決してボランティアに終わらない。

親に不満を持っている子どもも、自分より厳しい環境で生活している人たちを見れば親に、家族に、感謝の心が生まれる。夫の収入や地位が高くないと思っていた妻も夫に感謝するようになる。

ボランティア活動を子どもの頃からする機会を作るべきではないだろうか。日本の教育に含める必要がある。

社会福祉法人こころの家族   尹基(Tauchi Motoi) 2025年7月1日

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